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01 大阪マラソンに行ってきた。


マラソンの出場が発表された日、最初は行く気なんてさらさらなかった。その10日ほど前に飛行機に乗り遅れて買い直したの財布にがなかなかの痛手だったし、全くと言っていいほどマラソンに興味がなかった。学校のマラソン大会は1番嫌いな行事だったし、42.195kmも走る人の気が知れなかったし、新年恒例の駅伝もこの人たちはこんな寒い中よく走れるな。なんて思ってた私が大阪マラソンの応援に行った。

仲の良い同担の友達といくつかポイントを絞り、まずはスタート地点ということで、エンジョイエコカードと呼ばれる地下鉄1日フリー切符を買い、東梅田駅から谷町四丁目駅へ。
地下鉄の階段を上がるとすでにマラソンムードでランナーさんがぞろぞろと歩いたりウォーミングアップをしていてあぁ、マラソン始まるなぁ。と。スタート地点だからもっとたくさんヲタクがいると思ったけどそんなことはなくて、
スタート30分前くらいでも二列目くらいをゲット。2人でドキドキしながらスタートを待ち、ブロックごとにスタートするということを把握するもそもそもなにブロックだよ。そしてAブロックの選手たちが一斉にスタート。無理だろ。この中から自担をみつけろと??ウォーリーを探せより難しいのでは、と思いつつも、向かい側にいた同担の様子を伺いつつ(様子見てれば来たかわかりそうだから)遠くの方を重点的に見ることに。そしてBブロックあたりがスタートのときにジャニーズWESTから、中間淳太さん。みたいな放送が聞こえた。(耳だけは無駄にいい。とりあえず引き続き遠くを探していると隣にいた友達が声を上げた。パッと視線を近くにすると淳太くんいたあぁぁぁぁ!しかも、、、めっちゃ近いじゃん???? あのね、ほんとに近すぎてびっくりした。友達の声で気付いたため、私は後ろ姿しか確認できなかったけど、輝いてた。太陽の光に照らされてキラキラしてた。がんばれ!と思いつつとりあえず見つけるという第一の2人の目標は達成。しかも近いといううれしいおまけ付きに幸先の良いスタート。

おおくにまち、じゃなくて、だいこくちょう。
(今回の一つお利口になったポイント)
25km地点ということでまだ人がいなかったため、もう一箇所いける。ということで他の友達に連絡を取り、もう少し前のポイントの淀屋橋付近に移動。

去年のツアーのときに泊まったホテルの最寄りだなぁ、なんて思いながら降りて地上へ。結構多くのランナーが走ってたため、とりあえずここで待機することに。しかしここで事件が起きる。待つこと数分。TVとかかれたゼッケンの人たちに囲まれた黒髪イケメンがやってくる。
「わぁ〜いろんな芸能人走ってるんだなぁ〜若手俳優さんかなんかかな…イケメンだな………ん??どっかで見たことある顔だわ……って…

神ちゃんじゃん!!!!」

しかし淳太くんより後ろを走っているはずの神ちゃんがここにいるということは??

もしかして:淳太くん通過済み

ここよりもう少し前の地点にいるはずの友達と連絡を取るも2人とも見てないと返ってくる。あれ?おかしいぞ。見逃したか??とひとまず先ほどの大国町へ戻ろうと電車に乗ろうとしたところ淳太くんがその友達の地点を通ったという連絡がきた。これを折り返し地点の罠。と呼ぶことにしました。なんせ土地勘のない2人だからおおまかなコースは地図で把握しているものの、橋の名前とかそういう細かいことが難しかった。ということで切り替えて次へ

ここにももうたくさんのガチなランナーさんたちが到着。サークル?とかチームとかそんな感じの応援が隣で入れ替わり立ち替わりする中、ひたすら見ているところでもう一人、重岡担の友達が合流。25km手前ということでなかなかこないなぁと思ってると「ジャニーズのファンの方ですか?」と電車の中にたくさんいた赤いTシャツのお姉さん(といっても同い年くらいかも)二人組が立ち位置変わってくれて、女神降臨。サークルかなんかのマネージャーかなと思っていたらコブクロの小渕さんが通過すると応援して去っていったからなるほど。と思いながら待つ。その反対側の隣こそサークルかなんかなのかめっちゃ応援しててそれにつられて応援してないと来ない不安に潰されそうだったからその人たちと他のランナーさん応援しながら待ってると淳太くん登場。結構しんどそうだった…がんばれ。と思いつつまたもや次に先回り。

このへんまでくるとさすがに応援にも慣れてきて、あ!あの羽の人さっき走ってた!あ!あのナスビも!あ!あのカニも!と一方的に顔見知りになってくる。私たちはちょうど30km地点で応援することにした。そこにいたのは娘さん?の応援に来てたご夫婦とマラソンの会的なおばちゃん。そのおばちゃんがTHE 関西人。「あとたったの12キロ!がんばれ!」と関西のおばちゃんってかんじの応援を繰り広げるため私たちも「がんばれー!」「ふぁいと〜」「いけるよ〜!」と完全に部活ノリで応援をする。またもやコブクロの小渕さんが颯爽と余裕で駆け抜けていった。すげえ。そしてやっときた淳太くんは歩いててつらそうすぎて( ; ; )「がんばれ!」と応援しながら沿道を並走ならぬ並歩。結構な距離。自分たち含め五人くらいのヲタクと応援。途中走り出したからひとまず安心してちょっと走ったところで私と重岡担の友達は体力の限界が来て見送ることに、しかし同担の友達走る走る、しかも速い。このままゴールまでいけるんじゃないかと思った。そんな話をしているともう一人の見知らぬ同担と仲よさげに道を引き返してきた。友情芽生えてた。そしてどうやら気付いたら30km地点から2キロも進んでいたようだ。しかし電車に乗りたいものの、次の駅が見当たらない。そしてやっと辿り着いた住之江公園駅からまた移動し、ゴールであるインテックスの最寄りの中ふ頭へ向かうがこの辺から淳太くんのペースが上がってくる。電車の中で実況タグを見ながら落ち着かなかった。

たしかこの辺に着いた時にはもうコブクロの小渕さんはゴールしてた。すごい。びっくりした。今回の大阪旅のびっくりしたこと第1位だと思う。実況タグを重岡担の子に見ててもらい、多くのゴールするランナーを見送りながらしばらく待っていると、キャーーーという黄色い声援が遠くから聞こえてきて、それがだんだん近づいてくる。やっと視界に入ってきた淳太くんを心の中でがんばれ!と思いながら人ごみの中で必死に目で追い、











ゴールした( ;  ; )( ;  ; )
お疲れ様( ;  ; )( ;  ; )


本当に感動した。例え本人にとって満足のいかない結果だったとしても、忙しい仕事の合間を縫って厳しいトレーニングして、禁酒もして、42.195kmを完走した淳太くんは自慢の担当!世界一かっこいい!大好き!

正直、スポーツにこんなに心を動かされるのが初めてで、人をちゃんと応援するというのも、もしかしたら初めてかもしれない。今までにない貴重な体験で、人の暖かさとか学んだことも多かった。大阪まで応援しに行って、本当によかった。

淳太くん、濱ちゃん、神ちゃん、たくさんのランナーさんお疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました。


私も明日からまた、がんばろう。

(って打ちながらまた泣いてる……inバス)